娘が苺状血管腫のレーザー治療をした話①

こんにちは☺︎今回は、娘が生後約2ヶ月で後頭部にできた苺状血管腫のレーザー治療をした話を振り返りたいと思います。

苺状血管腫とは?

・皮膚表面や内部にできる、赤アザの一種。表面が盛り上がり、見た目が苺のようにボコボコしていることから、『苺状血管腫』と呼ばれている。未熟な毛細血管が増殖することで現れる、良性腫瘍

・生後2週間頃から現れ、生後5〜7週で急激に大きくなる。生後5ヶ月までには、ピーク時の80%の大きさになる。

・90%以上は、5〜7歳までに数年かけてすこしずつ赤みが消えていくが、多くの場合跡などの後遺症が残る。

・顔面や頭部など、首から上に多く現れる。日本での発症率は頻度は、100人に1人程度。

娘が治療することになった経緯

赤いアザの発見!

生後1ヶ月健診の数日前に、たまたま左後頭部に幅5mm程の赤いアザを見つけました。

苺状血管腫を発見したときの写真

そして、健診で小児科の先生に診てもらったところ、おそらく血管腫で経過観察になるかもしれないが、念の為に皮膚科の受診を勧められました。

1件目の皮膚科受診

ネットで調べた皮膚科を受診しました。そちらで、苺状血管腫で間違いないとの診断。治療法には、レーザー治療服薬治療があるとのことでした。服薬治療は薬の副作用の可能性があるため、レーザー治療をオススメされました。しかし、その医院ではレーザー治療をされていなかったため、他院を紹介していただきました。

2件目の皮膚科受診

紹介された皮膚科に行き、診察してもらいました。そこで、詳しくレーザー治療について説明をしていただき2回目の診察から治療をしていくことになりました。初回のレーザー治療は、生後2ヶ月直前の頃でした。

娘の血管腫は頭にできていて、そのままにしていても髪の毛で隠れて見えなくなると思いましたが、大きくなることもあるし、早めに治療したほうが跡が残りにくいとのことで治療することにしました。保険適用で医療費の自己負担もありませんでした。

レーザー治療

目的…色を薄くしていき、盛り上がった跡をなるべく目立たなくする。(完全に盛り上がりを無くせる訳ではない。)

合併症、痛み等…レーザー照射は、輪ゴムで弾く程度の痛みあり。照射部位の色が一旦濃くなる。軽い火傷の状態なので、水膨れ、潰瘍の可能性あり。日数、回数がかかる。

費用…3ヶ月に1回(乳児は1ヶ月に1回)、保険適応

注意事項…照射前、照射後は日焼けしないように気をつける。

月齢が小さいほど、恐怖心、痛みを覚えていることが少ないということもあり、早めの治療を勧めておられるようです。

レーザー治療の流れ

①予約時間の2時間前までに、授乳を済ませておく。(治療中に吐き戻しの可能性があるため)

②治療の前に、照射部位の写真撮影

③別室でレーザー照射。(母子分離)動かないように抑制器具使用。照射自体は、数秒で終わるので母子分離の時間は一瞬です!

④翌日と1週間後に経過観察のための受診。(その間は、自宅でのお風呂後、塗り薬の塗布とガーゼの付け替え)

⑤1〜2ヶ月後に、再度レーザー照射

娘が通院していた、皮膚科ではこのような流れでした。最終的にレーザー照射は、5回行いました。(期間は約7ヶ月)

長くなってしまったので、治療後の経過は次の投稿に載せていきます。ここまでお読みいただきありがとうございました♡

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